一昨年から1年半「ひらめきのタネ」というWebマガジンでコラムを書かせてもらいました。
ここのブログでも毎月再掲させて頂こうと思います。
9月は「ライフスタイルの話し」というタイトルで、なんでこの仕事を選んだのか、、なんてことを書いています。
設計の仕事をしたいな、と思ったのは学生生活の後半でした。 そもそも建築学科に進んだ理由は、子供の頃の体験にあります。
父親は工務店の現場監督でした。 家やビルを建てる工事現場で、様々な職種の職人さんをとりまとめる仕事です。
子供の頃、何度か現場に連れて行かれた事があります。 小さな子供が来ると、工事現場の大人は色々と気に掛けてくれます。 それが子供ながらに楽しかったんでしょう。 何も無いところから建物が建ち上がる様も興奮する光景でした。
父親と同じ仕事がしたいな、といつからか思いはじめ、 中学生の頃には建築の仕事をしようと考えていました。
大学に入り、学生生活を送る過程で「現場監督」から「住宅の設計者」に軌道修正をしたのですが、 その大きな理由はなんだっただろう…と考えたとき、 それは「自由にしたい」というキーワードかなと思っています。
自分の目が届く範囲で仕事が出来ることの「自由さ」は、とても魅力的です。 もちろん建物を建てる建主さんが居ますし、法律もあるのですから、なんでも好き勝手に出来る分けではありませんが。
それでも、個人事業の我々は、仕事だけでなく、働く時間も、 働く場所も自分で判断し、ライフスタイルを作ります。 自分で考えて判断出来る自由さは、1度経験するとやめられない… かもしれませんね。
私の事務所の写真です。 小さい場所ですが、お昼ご飯はキッチンで作って食べたりもします。
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