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デイヴィッド・ホックニー展

有馬です。


先日、東京都現代美術館で開かれている「デイヴィッド・ホックニー展」を見に行きました。


最近はこの美術館に行く際、水天宮にお参りしています。

きっかけは家族や友人の安産、病気平癒の祈願でしたが、

お礼参りなどをしているうちに、近くに行く時はお参りするようになりました。

水天宮のはじまりは1818年。2016年に新社殿となり、建物全体が免震構造で作られた都市型の神社です。


今回も水天宮にお参りしてから、雑貨やチョコレートのお店を覗いたり、ぶらぶら散歩しながら美術館に向かいました。

途中で隅田川を渡りますが、私は「清洲橋」を歩くのが好きです。 橋や橋から見える風景も良いですが、江戸時代の頃は渡し船で行き来きしていたんだよな、、、と 池波正太郎の「剣客商売」に出てくるシーンを想像しながら歩くのも楽しいです。


そして、「デイヴィッド・ホックニー展」は時代によって様々な表現手段を用いていて、どの時代も魅力的な作品でした。

特に最近の作品で、ipadで描いた90mの絵には驚きました。

自分も過去に同じような風景を見て心が動いたことがる、というような気持ちになる作品が多く、鑑賞後に明るい気分になる個展でした。

この個展の前に「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」という本を読んでいました。

この本では、著者と全盲の白鳥さん、著者の友人達が様々なアートを見に行くエピソードが書かれています。 同じ作品を見ているのに、人によって全く異なる見え方があり、それを白鳥さんに伝えながら鑑賞する様子が興味深く、 最後の「白鳥さんと一緒に美術を見る行為の先にあるもの」という部分では印象的な言葉が多くて、

読んで良かった、、、、。と思う本でした。

この本を読んで、今回は最初から作品の題名や説明書きは読まないようにして、

まず自分がどう見えるか、もし白鳥さんに伝えるとしたら、、、。と想像しながら鑑賞してみました。

そのように意識して鑑賞していると、一見、意味が分からないような作品も、

何かしら自分にひっかかる部分を発見できるような感じがして面白かったです。

鑑賞後はミュージアムショップでポストカードを購入しました。

今の季節に合う1枚を家で飾っています。




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