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20年経った家

何年振りの訪問なんだろう?

竣工したのが2004年で、今年で21年が経過した住宅。

高校時代の友人の家で、BUILTLOGICとして独立し、3軒目の戸建ての設計。


34歳の家づくりで、私も最初のマンションを購入した時期と重なっており、不動産屋さんを紹介してもらったことを思い出す。


当然モノは増えているし、当初の意図と異なる家具の配置だったりするが、感じよく暮らしているな、と感じた。(写真はありのままを撮っている)

コンパクトな家だったが、なるべくLDKを広く確保することを意図し、2階はワンルームの構成としている。



今回のメンテナンス相談はデッキ。

2階のLDKに面したデッキを少し広く出来ないか、併せて板貼りの手摺が痛んできたので将来を見越して修繕したい、とのことだった。


実は、建主である友人は構造設計を仕事にしており、自宅の構造設計も自身でやっている。

その際にデッキの設計ではスパンを飛ばすためにフレームを鉄骨としており、鉄骨に木製の大引き・根太を組み合わせてまとめた。

デッキ材は「ノーザンボックス」と図面に記載が残っているが、20年が経過してもキレイな状態だった。実際、デッキに出て体重を掛けても全く恐怖感がない。


手摺を全て木製で作ったため、経年変化もあり少し揺れるような状態であるため、この辺を改修する。

かつての自分の設計を改めて見直す良い機会だった。


当時、赤ちゃんだった息子さんが、大学院に進学だとか。

こんな記事が残っていた ⇒「すごろく」昔のブログ記事より。


帰り際に挨拶に出てきてくれたので「覚えてる?」と聞いたが「覚えて無い」と言っていた。

そりゃそうだろう(笑)

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