伊豆の国市の現場です。
外壁のガルバリウム鋼板が貼り終わってモルタルの壁は下地板の施工が完了しています。
軒天はグレー色に塗装済みです。(分かりづらいですが)
凹んだ壁が板貼りだとこんな感じだったんだね、なんて言いながら左官屋さんを待っています。
外壁はブラック系のガルバリウム鋼板とホワイト系のモルタル仕上げのツートーンに仕上がります。
そして、真横から見ると屋根の稜線はこんなイメージです。
図面の時、横から見たとき、斜めから見たとき、その時々で随分印象は違います。
設計者はそのどれも把握したいと思って形を作っていますが、現場で改めて確認させられることもあります。
そして、形の格好良さだけでなく、施工性やコストの事も考えなければならず、日々勉強だなと思います。
ちなみにコチラの住宅ですが「竪ハゼ葺き」としています。10Mを超える屋根面があり、現場でガルバリウム鋼板を加工しなければなりませんでした。
勾配から「平葺き」という構法も可能だったのですが、コストを比較すると「竪ハゼ葺き」が勝ちました。
「竪ハゼ葺き」で10Mを超えない設計だとコストは多少下がったかもしれません。
でも格好良さが表現出来たかどうかは微妙でして、、、。
何年やっても設計って難しいですね。
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