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ライフスタイルを変える

一昨年から1年半「ひらめきのタネ」というWebマガジンでコラムを書かせてもらいました。

ここのブログでも毎月再掲させて頂こうと思います。

今月は「ライフスタイルを変える話し」というタイトルで、リノベーションついて書いています。


「リフォーム」と「リノベーション」と似たような言葉がありますが、違いをご存じでしょうか?


リフォームは、古くなった建物や設備、内装などを元々の状態に直すことを言うそうです。

壁紙を貼り替えたり、お風呂や給湯器を交換したり、そんな仕事でしょうか。


リノーベーションは、元々の状態から更に価値を高める仕事を言うようです。

断熱の性能を上げるとか、耐震性能を上げるとか、住みやすく間取りを変えるとか、、、、。


改めて、言葉の意味を見直すと、

私のような設計者に求められる仕事はリフォームではなくてリノベーションなのかもしれません。


でも、部屋が片付かないからリノベーションをしたい、、、、。

なんていう依頼もあるのですが、きっと収納をたくさん作っても、片付けられない人は片付けられない・・・・かも。


家の作りの問題ではなく、生活習慣、ライフスタイルの問題なのかもしれません。


設計者としては、住まい手がどんな生活をしたいのか、

リノベーション仕事の場合は特に、今の生活がどのように変化することを望んでいるのか、、、、。

そこが、知りたいポイントかもしれません。

最近、リノベーションの依頼が増えています。

コロナ禍により、家で過ごす時間が多くなり、暮らし方の「質」を見直す人が増えているようです。


単純に「Web会議が出来る部屋を作って下さい」という事ではなくて、

在宅ワークのあり方を考えて、家族とどんなつながり方が良いのか、一歩踏み込んで考えてみると良いのかもしれません。


写真は、リノベーション後のLDKですが、元々寝室とクロゼットだった部屋です。


リノベーションによって、明るい雰囲気を作ったり、料理をしながら家族と会話ができるようになったり、、、、。

料理がし易いキッチンにしたり、、、と、、ライフスタイルが少し変化したかな?と思っています。

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